会議室など遮音性を高めるならスチールパーテーション!特徴や構造も
「オフィス内に簡易的に部屋をつくりたいけれど、遮音性は確保したい」
そのように考えている方も多いのではないでしょうか。
来客用に会議室や応接室を増やしたい場合、コストはかけたくないけれど、遮音性や秘匿性が気になるという方もいるでしょう。
通常のパーテーションだとどうしても簡易的になってしまい、パネルも薄いので遮音性や秘匿性には欠けます。
そこで本記事では、スチールパーテーションについて詳しく解説します。
特徴や構造についても紹介しますので、オフィスのレイアウトに悩んでいる方はぜひ、ご覧ください。
スチールパーテーションとは
スチールパーテーションは、石膏ボードを鉄(スチール板)で巻き付けて作られており、そのパネルを2枚合わせで1セットとして施工します。
外観や機密性にも優れていて、高機能なパーテーションといえるでしょう。
パネルとパネルの間の支柱が見ない構造で、フラットなデザインとなっているのが特徴です。
また、素材がスチールなので汚れもすぐに拭き取ることができ、ウィルス対策にも最適です。
スチールパーテーションは特に遮音性に優れていますが、施工時にパネルとパネルの間にグラスウール(吸音材)を充填することによりさらに遮音性を高めることも可能です。また耐火性にも優れているので日本全国のビルに使用されています。
柱が見えないタイプのパーテーションなのでオフィスレイアウトもしやすいのが特徴です。
スチールパーテーションは2枚パネル構造
スチールパーテーションは柱が見えないタイプのパーテーションということで、見た目も非常にすっきりしています。
これは、スチールパーテーションが2枚パネル構造となっているためです。
石膏ボードとパネルの2枚にすることで柱を内部におさめられるので、スマートに空間をレイアウトできます。
また、2枚構造となっていることでパネル表面にはクロスを貼ったり、塗装加工したりすることも可能です。
スチールパーテーションの特徴
スチールパーテーションの特徴は、おもに下記の2つです。
・遮音性が非常に高い
・会議室など秘匿性の高い部屋にも使用できる
・消防法に適合している
・頑丈にできているのでセキュリティ面も安心
それぞれ順番に解説します。
遮音性が非常に高い
スチールパーテーションは2枚パネル構造となっているため、遮音性が非常に高いです。
もともと石膏ボードには耐火性や遮音性、防音性などの機能が備わっています。
そのため、石膏ボードが内蔵されているスチールパーテーションは遮音性が高いというわけです。
スチールパーテーションは床から天井までしっかりと柱で固定します。
パーテーションの厚みもあるため、防音性にも優れています。
会議室など秘匿性の高い部屋にも使用できる
スチールパーテーションは、会議室など秘匿性の高い部屋にも使用できるでしょう。
スチールパーテーションは内部に吸音材を入れることもできるため、遮音性をさらに高めることもできます。
来客をともなう重要な打ち合わせなどの際にも、内部の話し声が漏れることを抑え、外部の雑音も聞こえにくくなります。
スチールパーテーションは、遮音性に優れたパーテーションです。
オフィスのリフォームとなると大規模なものになってしまい、コストもかかります。
しかし、スチールパーテーションであれば、コストをおさえながらも遮音性や秘匿性を確保できます。
本記事を参考にぜひ、スチールパーテーションを利用してよりスマートな空間をつくってみてはいかがでしょうか。